Online Lesson

 


 皆さんこんにちは! ようこそ !!!  Online Lesson のページへ !!! 
 このページはオンラインで少しでも“スキー”のコツをつかみ,スキーの楽しさを一緒に味わいましょう...というページです。
  “47 Feeling Ski School” ディレクターの“TOK”教師の「教師日記」で,取り上げられた映像などを通じ,皆さんに少しでも上達のヒントが伝われば嬉しいです。(*^^)v


Online Lesson Contents


  
 Lesson 01 大回り  (2006/10/03-10/12)
  
 Lesson 02 粗踏み・不整地大回り  (2006/10/13-10/19)
   Lesson 03 中回り  (2006/10/21-10/31) 
   Lesson 04 小回り  (2006/11/01-11/  ) NEW !!! 




 


 Lesson 01 大回り  (2006/10/03-10/12)
① No.01-01 “H.H”さんからの e-mail  (10/04)
② No.01-02 “M.M”さんからの e-mail  (10/05)
③ No.01-03 “T.M”さんからの e-mail  (10/05)
④ No.01-04 “O”さんからの e-mail  (10/06)
⑤ No.01-05 
六花童子”さんからの e-mail  (10/06)
⑥ No.01-06 micchanさんからの e-mail  (10/09)
⑦ No.01-07  “Y.O”さんからの e-mail (10/09)
⑧ No.01-08 “Y.Y”さんからの e-mail  (10/11)
⑨ No.01-09 “K”さんからの e-mail  (10/11)
⑩ No.01-10 “S.S”さんからの e-mail  (10/12)
⑪ No.01-11 “TOK”の総括コメント  (10/12)

 Lesson 02 粗踏み・不整地大回り  (2006/10/13-10/19)
① No.02-01 “まっさん”からの e-mail  (10/14)
② No.02-02 “K”さんからの e-mail  (10/15) 
③ No.02-03 “Ara”さんからのお便り (10/15) 
④ No.02-04 “T.M”さんからのお便り (10/16) 
⑤ No.02-05 “F.N”さんからのお便り  (10/16) 
⑥ No.02-06 “六花童子”さんからのお便り  (10/17)
⑦ No.02-07 “K.S”さんからの e-mail   (10/17)
⑧ No.02-08  “JUN”さんからの e-mail   (10/18) 
⑨ No.02-09  “オッキー”さんからの e-mail   (10/18)
⑩ No.02-10  “望月”さんからの e-mail   (10/18) 
No.02-11  “TOK”のコメント   (10/19)
No.02-12  “六花童子”さんから回等   (10/19)
No.02-13  “Y.S”さんから e-mail    (10/19)

 Lesson 03 中回り  (2006/10/21-10/ ) NEW !!! 


  

                      
  “47 Feeling Ski School” Online Lesson No.01   

2006/10/03 の「教師日記」より転載


  昨シーズン撮りだめしたたくさんの映像の中から,私の記憶に鮮明に残っている映像を観ながら,来る07シーズンに思いを馳せることにしましょう !!!

  
最初のビデオはこの春のキャンプに参加してくれた“F”さんの映像です。
  右の写真か“F”さんの映像(280KB)をクリックするとビデオが見れます。彼の大回り...レッスン前のBefore映像とAfter映像を比較してあります。
  さて,皆さんの眼力を高める意味で私の解説は後日にあと回し...ということにしたいと思います。(*^^)v 先ず,皆さんがこの映像を見た感想や,技術的な特質についてのご意見,あるいはここをこうしたら?...というアドバイスなどを“TOK”あて e-mail でお寄せ下さい。それをこの「教師日記」上で披露させていただき,オンライン上で皆さんと一緒に“スキー”を考え,楽しみたいと思います。技術的なことだけに限らず,「“F”さんの自由闊達な滑り...形にとらわれていなくてイイナァー...彼と一緒に滑ってみたい !!!」...というような e-mail でも結構ですから,ドシドシご感想をお寄せ下さい。
  尚,このページ上で紹介して欲しくない場合は,その由 e-mail にお書き下さい。




 
Lesson No.01-01     2006/10/04

 今日は昨日の映像について,皆さんからいただいたコメントのご紹介です。たくさんの方からいただきました。
  私のところに着いた順に...先ず今日は,“H.H”さんから届いた e-mail の紹介から...

  
『 FさんのスキーをPCにてお昼休みに拝見しました。雪の質からいって春雪でしょうか?それか緩んでいる状態なのでしょうか?
  Before⇒切り替えが早すぎる。圧を一瞬にしてかけ、一瞬で切り替える...この切り替えをするのならスピード競技向きなのではないでしょうか?また春の雪のように柔らかい場合にはゆっくりとじんわり圧をかけた方が圧を逃さないと思います。膝をいためそう・・・。
  After⇒全然、こちらの方が余裕があっていい滑りですネッ!!!ゆっくり圧をかけゆっくり戻しているのでターン弧も丸く美しいっ!!!左右のターン弧のバランスも取れているし、身体に負担をかけていない。ゆっくりとした動作なのでバランスも保ちやすい。雪の状態を足裏で感じやすいと思います!
  以上 感想です。。。TOK先生のように語彙力がないのでうまく表現できませんができる範囲内で見てみました。でも私よりずっとキレイな滑りをする人のチェックをしてよいのやら(笑)』


“TOK”のコメント

  “H.H”さん, e-mail ありがとうございます !!!(^I^) こうやってじっくり滑りを観るのも楽しいでしょう?「キレイな滑りをする人のチェックをする...」ことで,ご自分のスキー技術を観る目が肥え,ご自分の滑りも変わって行くのですヨ !!! チェック...おおいにすべきです !!!(^ー^) 私は「見る」というより「観る」を良く使いますが,「観る」...の方が,姿かたちや動きを見るだけじゃなく,内面的なことも含めて観る...という感じがするからです。まさに “Feeling Ski”の “Feel In”という感じです。(^ー^)
  さて,BeforeとAfterの映像ですが,ホント...違いますよネェー !!! 実はBeforeはキャンプ初日のもので,Afterはそのあくる日の滑りです。“H.H”さん仰るように「春の雪」で幾分緩んだ状態でした。ですから,エッジで捕らえ過ぎてしまうと,雪がターン外側に逃げてしまいます。いかに斜面に対して横向きの力を加えず,あるいは求め...ターンを仕上げるか?が課題になります。8月下旬取り上げた「大回り」の滑り方の参照になる滑りでもありますネ !!!。(*^^)v 
  Before映像...仰るように,「切り替えが早すぎ...」ます。「圧を一瞬にしてかけ、一瞬で切り替える...」ということが,瞬時で抜重的な切り替えをもたらしてしまうのですネ !!!。「柔らかい場合にはゆっくりとじんわり圧をかけた方が圧を逃さない...」というのも,「そのとおり !!!」です。After...「ゆっくり圧をかけゆっくり戻しているのでターン弧も丸く美しいっ !!!」...ということは,大回りではいかに圧コントロールが重要か?ということにつながります。圧コントロールがうまくできるようになれば,「余裕があっていい滑り...」になるわけです。
  ところで...結果としては“H.H”さんが仰るように,「圧調整」が大事なのですが...じゃあ,それをどう行なったらいいんでしょうか?何に気をつけて滑れば圧調整がうまく行なえるのでしょうか?...ということです。皆さんはナニに気をつけて滑ると“圧調整”がうまく行くと思われますか?どうです? “F”さんは何に気をつけて滑ったらこのように滑りが変わったのでしょうか?ちょっと考えてみてください。
  では... (^ー^)
 


 
Lesson No.01-02     2006/10/05

  "TOK"師匠、“M.M”です.
  本日の映像の感想、自分なりに書いてみました.

【Before映像】
 若々しく強い筋力をお持ちとお見受けします.スキーの経験も豊富で相当滑り込んでいるようです.シルエットも美しく滑らかで、力強くスピード感があり鋭さを感じます.
 滑り手としては、フルカービングターンでズレを極力無くしてエッジからエッジへ、という意識を持っていると思われます.
 その結果、ターン前半から後半まで強いエッジングのキープ(脚の突っ張り)が見られ、特に後半はエッジが立って相当の圧を受けているようです.2ターン目の左ターン前半では強い圧で少し飛ばされ気味という感じです.FLを過ぎてからはエッジングによる強い抵抗で詰まった感じがあり、スキーの走りがイマイチかな...といった感じです.
 とてもパフォーマンスの高い良い滑りだと思いますが、春先の柔らかい雪質に
は適さない(筋力を使って疲れる、バランスを保ちにくい)かもしれません.

【After映像】
 急激な圧変化が見られなくなりました.まさに「愛のターン」の効果だと思います!! 滑り手の意識の変化とその結果見られる運動の変化としては、
・ターン前半では雪に圧を求めていこうとする意識
  →運動が圧を求める自然なストレッチングに変化
・ターン後半では強い圧を吸収していこうとする意識
  →運動が圧を吸収するような自然なベンディングに変化(凸凹の吸収も安定)
・ターン全体ではエッジからエッジという動きから、滑走面も使いながら徐々にエッジを切り替えるという動きが出て、ターン後半のスキーの走りが引き出され、切り替え時に過剰な圧で飛ばされてバランスを失うという不安もなくなった.滑りの印象は、「滑らかさ+柔らかさ、滑りに無理がない、すべりの大きさや大らかさ」を感じるようになりました.柔らかい雪質においては、こちらのすべりのほうが筋力を使わなくて済む、疲れない滑りだと思います.

 Before映像はまるで、先シーズン師匠から散々指摘された「エッジ立てすぎ、前半決めすぎ」の自分の滑りを見ているようです.
 こうして比べるとご指摘の意味や「愛のターン」の威力も良くわかります.
 生涯スキーの意味するところがどこにあるのか、自然環境にマッチした滑りとはどういうことか、再認識いたしました.とても勉強になりました.
(でも、条件がよければBeforeの滑りも気持ちいいかも・・・.要はイロイロな滑り
の引き出しを持っていること、ですよね?)

                   “F”さんの映像(280KB)


“TOK”のコメント

  “M.M”さん e-mail ありがとうございます !!! (^I^)  e-mail を拝見して特に感じたことを挙げますと...Beforeの滑りでは...
 ①
若々しく強い筋力...力強くスピード感があり...⇒これは全くそのとおりで,“F”さんが気持ちよく滑る...という点では何も言うことはありませんネ !!!。(^ー^)
 ②
パフォーマンスの高い良い滑りだと思いますが、春先の柔らかい雪質には適さない...⇒これもそのとおりです。この条件にはあまり適さない...と言った方が良いかも知れません。イチバンの欠点は角の立てすぎ意識だと思います。
 Afterの滑りでは...
 ③
急激な圧変化が見られなくなり...「愛のターン」の効果が...⇒実はこの時のキャンプテーマは“愛のターン”だったのです !!! “M.M”さん,お見事 !!! ナニをやったらこうなったか? 昨日の「教師日記」の答えはコレでした !!! (^ ^)(^I^)
 ④
前半では雪に圧を求めていこうとする意識...後半では強い圧を吸収していこうとする意識...⇒この感覚を身につけるには“愛のターン”や“Sound of Music Turn”が最高なのです。
 ⑤
エッジからエッジという動きから、滑走面も使いながら...(その結果)スキーの走りが引き出され、切り替え時に過剰な圧で飛ばされてバランスを失うという不安もなくなった...⇒仰るとおりです !!! できるだけ瞬間的に角付けを切り替え,できるだけ早目に次のインエッジで雪面を捉えようとする意識が,このような不安定さを生む原因になっていたのですネ !!!。
 ⑥先シーズンの自分の滑りを見ているようです...ご指摘の意味や「愛のターン」の威力も良くわかります...⇒これが Online Lesson の良いところでしょうか? 何よりも“M.M”さんの眼力が良くなった...とぃうことでしょう。(^ー^)
 生涯スキーの意味するところ...⇒身体の持つ特徴を生かすこと...が大事です。サーカス的スキーをすることが生涯スポーツにつながるとは思いません。無謀と冒険とが違うように,今自分の持っている能力を無理なく引き出し,自然と一体となった“スキー”を希求することこそが“生涯スキー”を考えることの意味なのだと思います。(*^^)v


 
Lesson No.01-03     2006/10/05

 TOK先生、こんばんは!“T.M”です。ほんと、おこがましいのですが、今日のFさんのビデオを拝見して・・・
 Fさんの滑りを拝見させていただきました。beforeもafterもスピードに乗った素晴らしいターンをされていて、凄いなーと思いました。身体能力もある方なのでは・・・と推測します。
 どちらも本当に良いと思いますが、afterは、ややエッジが立ち気味のberoreに比べると、スキー板の面で雪面を捉えていているのが分かります。(ということはかかと支点をより意識されたのでしょうか)
 また、ニュートラルポジションがしっかりとあり、ターン前半が長く作られています。そしてBeforeでは、やや内側に寝ていたように見える軸もafterでは、外足に圧を受けどっしりと見えます。
 ということで、春雪ということを考えると(えらそうですが・・・)afterのほうが安定してエレガント(?)な滑りに見えます。
 それにしても春雪ということですが、beforeもafterもあまりそれを感じさせない滑りですね。うらやましいです(-_-;)


                 “F”さんの映像(280KB)


“TOK”のコメント    2006/10/05 18:35

  “T.M”さん, e-mail ありがとう!!! 元気ですか?(^ー^)
  おこがましくもなんともありませんヨ !!! “スキー”をの映像を餌に,みんなおもいおもいのことを語る...最高じゃないですか?(^ー^) これこそが“スキー”の醍醐味ですよ。
  
  ①ピードに乗った素晴らしいターンをされていて、凄い...⇒たしかにスピード感あふれる滑りで,凄さは感じます。これはこれでご本人が楽しければ何も言うことはありません。(^ ^) ただ,バランスを崩して転倒にいたる可能性が高く,怪我などのことを思うと,“F”さんには申し訳ありませんが,直せるなら直した方がいいと思います。
  
身体能力もある方...⇒だから怖いのです...(=_=;)。身体能力があると,少々無理してでも滑れます。ご本人も,「今更滑りを変えなくたっていいじゃないか?」...というお気持ちがあると思います。でも,若い内はいざ知らず,少しづつお歳をおとりになって,体力や筋力が衰えてくると...「アレレ,もっとうまく滑れた筈なのに...なぁー...こんなはずじゃぁー...(=_=;)」ということになるのです。
  ③
afterは、ややエッジが立ち気味のBeforeに比べると、スキー板の面で雪面を捉えていている...⇒俗にいうところの,「“線”で切るか“面”できるか?」...ということです。この方がスキーが走るしバランス維持も楽になるはずです。(^ー^)
  ④
Beforeでは、やや内側に寝ていたように見える軸もafterでは、外足に圧を受け...⇒外足から外足に軸も移動します。その間に軸のバトンタッチ的な動きが出てくるのです。しかもこの“軸”...伸びたり縮んだりするから,厄介なのですネ !!!。...でも厄介でなくなるイメージがあるのですヨ !!!...実は... ハッハハハ...(^ー^)
  ⑤
afterのほうが安定してエレガント(?)な滑りに見えます...⇒でしょう !!!!。ところが...ご本人はどことなく...「あんまりスポーツをしてるって感覚が無ァーい...。こんなに楽で何もしてないのがいいんですか? ホントにこれでイイの?先生...?」って聞くんです。皆さんがご覧になっても,明らかにBeforeよりAfterの方がイイでしょう? “T.M”さんが仰るようにエレガントでしょう? なのに当人はBeforeの感覚が良いと思ってるんですヨ...???!!!。どうしましょう? ハッハハハ...(^ー^) 何もしてない訳じゃなく,落下してるのです !!! 位置エネルギーを有効に使っているのです。だから自分の体力は使わなくていいので,運動している感覚が薄いのです。無理やりご自分の体力を使わなくてもできるんだったら,その方がイイですよネ? 皆さん !!!...そう思いません?
  


 
Lesson No.01-04     2006/10/05

  TOKさん今晩は “O”です。今日は1日出張で帰りが遅くなりました。今回のテーマは私のレベルでは結構難しく、新任教師さん達がどう見て、どう指導されるか是非紹介して頂きたいです。一応私のレベルでの参考コメントです。(あまり自信無いですが)
  before 画像 : 右ターンで上体が前寄りで滑りが詰まってる感じ。 左ターンでは外向傾がちょっと強すぎて板にキッチリ乗れてない感じ。
  after 画像 : 上記欠点が修正されてスムーズなターンになっている。今後スピードアップされるなら、もう少しスタンスを広げ、内傾角を取った方がより安定すると思います。 
  私のレベルではデモの滑りとの違いぐらいしかコメント出来ません。(^^ゞ
  チャンピオン佐藤久哉デモの滑りはいつ見ても凄いです。私はFさんの切り替えは決して'早'くなく、'速'いのだと思います。以前のテーマでも話題になりましたが、切り替え動作は板がフォールラインに向いた頃の早い段階から既にユックリと始まるものだと思ってます。それをしないで急に速く切り替えようとすると、板も十分に撓まないし、走らないし、スムーズに次のターンへ抜けて行けないのだと思います。一流のレーサーもこの点は凄く大事にしてるようで、早いが決して速く切り替えはしてないようです。佐藤久哉デモも元々卓越したレーサー出身ですが、切り替えの上手さには舌を巻きます。


                     “F”さんの映像(280KB)


“TOK”のコメント    2006/10/06 20:40

  “O”さんの e-mail のコメント...だいぶ遅れて今になってしまいました...。ゴメンなさい...(=_=;)
  でも,私の時間の空いたときに書けるので,私としては大歓迎です !!!(^ー^)

  さて,本題に戻って...
  ①新任教師さん達がどう見て、どう指導されるか...⇒実際に今度 “47 Feeling Ski School教師”として一緒にスキー指導に携わる予定の方々からも e-mail いただいています。逐次 e-mail の届き次第ご紹介させていただきます。(^ー^)
 
 ②右ターンで上体が前寄りで滑りが詰まってる感じ...⇒カービングターンを意識し過ぎになって,トップエッジで右ターンを仕上げようとする意識が強いのかもしれませんネ !!!。そのため身体が前につんのめってしまい,スキーのトップが支点になってしまう...という現象が起こっているのでしょう。
  ③
左ターンでは外向傾がちょっと強すぎ...⇒前の右ターンで捉えが強過ぎ,それが一気に開放されたため,板が身体の下を右方向遠くに放り出されてしまった...という風に見えます。上半身は前のターンの後半の姿勢を保ったままスキーだけ,特にテールが横に移動してしまったために,あたかも外向傾が強いように見えるのだと...。前の右ターンで,トップが支点になっていること...これがテールの横移動の量を大きくしてしまっているのです。
  ④
もう少しスタンスを広げ、内傾角を取った方がより安定する...⇒私は,スタンスを広げようとすると,返って失敗するような気がします。それよりは“センサーポイントSP”と“レシーブポイントRP”をしっかり意識することが大事だと思います。そうすれば,斜面条件や滑走スピードなどで,その状況に適した開脚姿勢が自然に表れます。内傾角を取る...ということも同じです。これを,自分でフォームとして作ろうとすると失敗してしまうのです。あくまで身体の性能に任せる...という意識が大事だと思います。
  ⑤
切り替えは決して'早'くなく、'速'いのだと...⇒角付けの切り替えの時,重心の軌跡とスキー板の軌跡の交差が急激だとバランスを崩してしまいます。バランスを崩さず,安定して滑るにはこの交差が滑らかに,徐々に行なわれるのが望ましいのですが,このことを“O”さんは仰っているのだと思います。前のターンから次のターンに移る時の,時間的早さを“早い”という表現で,また右から左,あるいは左から右への角付けの切り替えが速いのを“速い”...と言っておられるのだと思います。そうです !!! できれば早い時期に次のターンへの始動が始められ,その切り替えの移行の速さはスローに...ということです。



 
Lesson No.01-05     2006/10/06

  こんにちは。FSスクールで案内人と自覚しております六花童子です。Fさんの滑りを拝見し私も眼力を高める勉強をさせて頂きますね。
  BeforeとAfterの滑りはまさに別人です。Beforeは一見するとスピードがあり躍動感があるように見えますが、反動を使ってスキーを切り替え、また横方向から圧を得るために、スキーを横方向に押しつけているDO的な滑りをされています。このためスキーは横の動きが中心となってしまい、ターンの繋がりに滑らかさがなく、また前に進んでこない(落差のない)ターンになっています。
  それに対してAfterの滑りはどうでしょうか?横の動きは影を潜めて、スキーと体が一体となって前に進んでくる素晴らしい滑りに変わられていると思います。スキーが体から離れすぎることなく、また無駄な力を使うことなく大きく滑らかなターン弧を描いていると思います。特に右ターンは申し分なく余裕すら感じられる滑りになっていると思います。Letスキーのお手本とも言える滑りですね。
  アドバイスを差し上げるとしたら、左ターンの雪面の捉えをもう少ししっかりさせたいですね。ご自身でも滑っていて少々不安定であると感じられているのではないでしょうか?外見的には切り替えから谷回りにかけてのスキーの進みに対して体が少し遅れているように感じます。たぶんこの原因は切り替えでスキーを横に押し出してポジションを作りにいくというBeforeの滑りの特徴が少し残っているためだと思います。TOKさんのレッスンでの2番キャスターに意識を置いて、もっと前方からの圧を貰う感覚で滑られてはいかがでしょうか?またマジックハンドターンやマシンガンターンも有効かも知れません。外足にしっかりと乗ることを覚えることで安定感が増すと思います。また更なるレベルアップには山回りから切り替えに向かって雪面のからの圧を緩めていくような意識を持たれると、自然にスキーが体の下を通りすぎていくクロッシング的な切り替えに繋がると思います。
  FさんはBeforeの滑りから見て雪面に対する圧感覚に優れた方だと思いますのですぐに身に付くと思います。また正しい道を歩まれているようですので、このまま進んでいかれますように。(案内人は不要ということですね。)

                   “F”さんの映像(280KB)


“TOK”のコメント    2006/10/06 23:15

  実は
② No.01-02の e-mail の主,“M.M”さんも新生 “47 Feeling Ski School” の教師なのですが,“六花童子”さんも同じ“47FSS”の教師スタッフです。どういうコメントをされるのか...興味あるところです。
  ①Beforeはスキーを横方向に押しつけているDO的な滑りをされ...このためスキーは横の動きが中心...⇒そのとおりです !!! 横に押し付けた板は横に,縦に押し付けたものは縦に戻って来ます。だからこそ地球のコアに引かれるような意識は効果があるのですネ。
  ②
Afterの滑りは...スキーと体が一体となって前に進んでくる素晴らしい滑り...⇒まさにそのとおり !!!です。大回りでは特に横方向より前に進む意識が大事です。
  ③
2番キャスターに意識を置いて、もっと前方からの圧を貰う感覚で...⇒たしかに“キャスター・ターン”イメージを持つことで横方向の動きは出なくなります。そしてキャスターの転がりに乗り遅れないような意識が強く出ますから,身体とスキーが一体となった動きになります。トレーニングとして“キャスター・ターン”イメージを...というのは良い指摘だと思います。(^ー^)
  ④
マジックハンドターンやマシンガンターンも有効...⇒これもキット効果ありますネ !!!。ひょっとするとマジックハンドで,ガラッと滑りが変わる人も居ることでしょう。
  ⑤
外足にしっかりと乗ること...⇒外足意識,適度な外向傾はスキーの基本...とも言える大事なことです。その中でも“外足”は基本中の基本だと私も思っています。外スキーの“エネルギーライン”をしっかり意識できる様にトレーニングすると良いと思います。さて,そのためにどんなイメージを持つことが大切なのでしょうか...?
  ⑥
山回りから切り替えに向かって雪面のからの圧を緩めていくような意識...⇒ステンマルク言うところの,「圧を飲み込む」...ということですネ !!!。これが判るようになると“スキー”に対する考え方,あるいは見方がガラッと変わり,ゆとりあるスキーができるようになります。そのためのイメージや意識をどう持つか?が大事な要点です。もしあなたなら,どんなイメージや意識を持ちますか?



NEW !!! 
Lesson No.01-06     2006/10/09

  いつも楽しみに読んでいます。昨日のビデオは「違いが分かれば」と書かれていたので、繰り返し見、なお、家族にも見せて意見を求めました。

    1 afterはバナナシェープになっているのではないですか。beforは首、肩、腰がカクカクと成っているように思います。姿形に拘らないようにという事ですが、まず、目につきましたので。
  2 左回りから右回りになるときafterは直滑降が僅かながら入ってスムースに
次の回転に切り替わっているのに対し、beforerは瞬間的に腰を振っておられるように見えます(多分結果としてではなく、手段として?)。
  3 beforerはスキーの先端が常にバタバタ上下しているのに対し、afterは雪面
をなめらかに滑っていますね。これは何がを改善された結果でしょうね。
 
 ちなみに夫がbefoerを見て、「自分の滑りにそっくり」と言っていました。夫は大回りが好きでafterの様な滑りをするのが理想のようですが、なかなか会得できません。足腰の強いのが災いしているように思うのですが、身に付いた癖がなかなかとれないようです。スクールでは「外向しすぎ」と言われたり、「外向せよ」と言われたりで納得がいっていないようです。
 今回は二人で皆様の回答を楽しみにしています。

                                          micchan     

                    “F”さんの映像(280KB)


“TOK”のコメント    2006/10/09 

  
micchanさん, e-mail ありがとうございます !!! (^I^)
  
* ビデオは「違いが分かれば」と書かれていたので、繰り返し見、なお、家族にも見せて意見を...⇒ご夫妻でご一緒にビデオを見ながら楽しんでおられるご様子...ほほえましい情景が浮かんでまいります。ご夫婦が共通の楽しみを持つことの素晴らしさが伝わって来て,嬉しい思いがしますです。(^ ^)
  *
Beforeは首、肩、腰がカクカクと成っている...⇒強い圧を受け過ぎ,その調整がうまくいかないために,どうしてもショックが上半身のぎこちない動きを生み出してしまうのでしょう。雪と喧嘩しない...雪と仲良く...これが大事ですネ !!!。
  *
beforerは瞬間的に腰を振って...afterは直滑降が僅かながら入ってスムースに...⇒ご本人は腰を振ろうとは思っていないのだと思います。ですが,角付けが強過ぎると圧が余分になり,どうしても角付けの切り替え時に抜重動作になってしまうのですネ !!!。そして,あたかも腰を振っているような動きになってしまうのです。Afterはターン後半で角付けの量が幾分少なくなり,しかも圧が少し吸収できるようになったことで,圧の溜めが適度になって「斜めの直滑降」的な余裕が生まれてきています。Beforeで,スキーの先端がバタバタして見えるのも,またAfterで滑りが滑らかになっているのも,「角付けの量の大小」と「ターン後半の圧の吸収」...これが大事な要因になっています!。
  * 旦那さんの...
足腰の強いのが災いして...⇒私の経験では,どうしてもパワーのある人は,自分の力に頼るところが多くなりがちです。それに対して,あまり体力に自信の無い方のほうが,「落下運動に伴う抵抗をうまく使う滑り」を早く会得されるようです。(^ー^)
  *
スクールでは「外向しすぎ」と言われたり、「外向せよ」と言われたり...⇒外向が出るときは出るし,出ないときには出ない。これは,時と場合によっては当たり前のことなのですが,「形」から入ってしまったり,「形」を求める滑りを求めすぎてしまうと,何がなんでもこの滑り !!!...になってしまって,評価が一元的になってしまうのです。指導者が最も気をつけなければならないことですネ !!!。

  さて,じゃ...どうやったら「角付けの量の大小」が調整でき,「ターン後半の圧の吸収」がスムーズに行なえ,「外向の有無」を気にしないで滑れるか?...これに的確な回答を与えられるのがスキー教師の腕前です。
  あなたなら,どういうアドバイスをされますか?



NEW !!! 
Lesson No.01-07     2006/10/10

  TOK先生 こんばんは!“Y.O”です。
  Fさんの大回りですが、私が感じたことを書いてみます。

  気がついたのは、2つです。ひとつは踵と重心のラインの柔軟性の違い。もうひとつは左右ターンの切替が点か線の違いです。柔軟性の違いは、踵からの力を体の重心で受けているラインや方向はばっちりなのですが、beforeではラインの伸縮性がないので雪面変化や雪質変化に対して雪面とスキーの間の圧力が調整しにくくなり破綻要因になるのではと感じました。これがafterでは、ラインの方向はそのままに上下に柔軟に伸縮しているので雪面変化や雪質変化に対してもしっかり対応できるのではないでしょうか?
  次の切替が点と線ですがbeforeは右ターンと左ターンが一瞬で入れ替わっているのでこれもその瞬間に圧変化が大きくなるので破綻要因になりそうです。これがafterでは右ターンと左ターンの入れ替えが時間を掛けて行われているので圧変化が少なくスムーズに滑れるのではないでしょうか?

  上記2点からbeforeでは、滑走中の圧変化が大きいので雪面や雪質の変化に対して弱いか調整が難しい滑りであるのに対してafterでは、滑走中の圧変化が少ないので雪面や雪質の変化に対しても容易に対応できるのではないでしょうか?


                   “F”さんの映像(280KB)


“TOK”のコメント    2006/10/09 

  
“Y.O”さん e-mail ありがとうございます !!! (^I^)
  * 踵と重心のラインの柔軟性の違い...⇒私が“サポート軸”と表現している“軸”の伸縮性に注目したコメントですが,結果としてみるとそのとおりです !!!。このサポート軸がビシッと決まっているのは素晴らしいことなのですが,決まるだけじゃなく,伸縮する...ということで,スーパー !!!になるのですネ !!!。(^ー^)
  *
切替が点と線...beforeは一瞬で入れ替わっている...afterでは入れ替えが時間を掛けて行われているので圧変化が少なくスムーズ...⇒ Lesson No.01-06 のmicchan さんの e-mail でもコメントしたように,角付けの切り替え時の「一瞬」と「緩やかに」...の違いがターンの質の違いを感じさせます。特に大回りでは,これが緩やかに行なわれれば,行なわれるほど安定した滑りになります。もちろん,競技の時の大回りとは考え方の視点が違います。タイムを競う競技では安定性や安全度をある程度犠牲にしても,タイムを優先させますから,ある程度のリスクは覚悟の上で,急激な角付けの切り替えを行なわなければならない局面もあるのです。ですが,生涯スキーとか安定。安全を前面に出したスキーでは,できるだけ圧変化は緩やか...がイイのです。競技スキーでは,タイム差の遅速で勝ち負けを競います。人間としてどちらが能力があり,優秀か?ということをタイム差で決めるわけです。でも,私たちのスキーは,自然との一体感を味わい,自分の身体の能力を人との比較でなく,自分の内在的な,自分なりの能力として味わい評価するのです。他人との優劣比較ではなく,むしろその逆で他人とは違う自分を表現するのです。言葉を換えて言えば,芸術としての“スキー”を表現するのです。(^ー^)
  でも...競技でも本当に早い人の滑りはリスクが少なく,美しい滑りです。ミスをした時には,内足での捉えとか,必要以上の角付けをせざるを得ない局面になってしまうこともありますが...ホンモノのレーサーはリスクの多い滑りはしないものです。(^ー^)


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Lesson No.01-08     2006/10/10

  
TOK先生、こんにちは。47FSスクールの順調なスタートおめでとうございます。オシム監督も言ってましたが、「家を造るには土台が重要」とのこと。今はその土台を作っている段階でしょうか?堅固な土台を築かれ、立派なお家が建てられますようお祈り申し上げます。

    さて、Fさんの滑りですが、Beforeの滑りは後半に圧がたまり、一気に切り替えを行っているようなんで、ターンのイメージは「Cの字」でしょう。翻ってAfterの滑りは切り替え動作がスムースで、動きが止まらない滑り=雪と喧嘩していない滑りとなっているようなんで、間違いなく「Sの字」をイメージした滑りでしょう。
    愛のターンでは「レシ〜ブ」で始まり、「ラ〜〜ブ」で終わるというイメージでしょうか?自分が教わった際には「レシ〜ブ」と「ラ〜〜ブ」の間の「アンド」がなかったはずなんで、その「アンド」っていうのはイメージできてませんが…
  今回は自信あって正解だと思うんですが、イメージの仕方一つで、かくも滑りが変わってくるんですね(^。^)
  ほんと人のことは言えない身でありますが、ゲレンデでFさんのBefore様なスキーをしている方を多く見受けられる気がします…

  “Y.Y”  

                 “F”さんの映像(280KB)


“TOK”のコメント    2006/10/11 

  
“Y.Y”さん, e-mail ありがとうございます !!! (^I^)
  
* 47FSスクール...⇒おかげさまで楽しみながらやっております。楽しむ...というと,どことなく不謹慎...のように思われるかもしれませんが,気張らずにあるがままに...ということです。皆さんのご支援が何よりの励みです。(^ー^)
  
* Beforeのイメージは「Cの字」...Afterの滑りは雪と喧嘩していない「Sの字」をイメージした滑...⇒何かをイメージして練習したら結果として,「C字ターン」が「S字ターン」になった...ということですネ !!!。一般的に「S字ターン」の方が滑らかで美しい滑りになります。(^ー^)
  *
愛のターン...今回は自信あって正解だと思う...⇒ハイッ...そのとおり !!! この時のテーマは“愛のターン”でした。もちろん“愛のターン”だけが全てではありませんが,私の経験では“愛のターン”,“Sound of Music Turn”をイメージすると,不必要な角付けが取れ,ターン後半の圧吸収もうまくいくようです。(^ー^) でも,面白いもので,中には“Sound of Music Turn”はうまくイメージできるが,“愛のターン”はチョッと...という人も居られます。人間の感性というか,イメージ力というのはそれぞれ違うものなのですねェー...?
  
* FさんのBefore様なスキーをしている方を多く...⇒そうですネ...一時よりはだいぶ少なくはなりましたが,まだ見られます。でも,カナダやニュージーランドではレースをしてる人以外はBeforeのような滑りをする人ってあんまり見られないんですよ !!!。どうしてでしょう? 国民性の違いというか,日本人はどうも「お上」の声に弱いのでしょうか? 検定でこれができないとダメ !!!...と言われると,猫も杓子も皆同じ格好で滑り始める...。でも,マァ考えてみるとこれはこれで日本人らしくてイイのカモ...。ハッハハハ...(^ー^)  でも,カナダなんかで“slow zone”でコレやったら直ぐリフト券没収...ですから注意しないと...ネ !!!。




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Lesson No.01-09     2006/10/11

  TOK先生 こんにちは、“K”です。今回からは動画を分析ですか。これ、いいですねぇ。他人の滑りをじっくり検証する機会だけでも なかなかありませんし、TOK先生のレッスンbefore/afterですから さらに貴重ですよ!!皆さんの分析にも興味津々です。

  まずは、初見の印象を。
 before:
  気持ちよさそうに滑ってますね。もともとバランス感覚の良い方でしょうか。そんな中、ターン中盤〜後半エッジングをかなり引っ張ってから「よいしょっ」と切り替えているように見えます。その為に、次のターンの谷回りでスキーを振り出す動きが出ているようです。
 after:
  ターン後半でのエッジングがスムーズに緩み、次のターンへ繋がっていますね。谷回り部分がしっかりと見て取れます。見ていて安定感が違いますね。同じ方の滑りとは思えないくらいです。

  さらに繰り返し再生して動きを検証してみます。
 before:
  まずターン前半〜中盤にかけて過度な外傾と軸の倒しこみが感じられます。エッジに頼りすぎているのではないでしょうか。ここでの角付け過剰がターン後半まで引きずられていますね。この引っ張ったターンを終わらせるために、上半身からの抜重を使った切替えになっています。やや山側への抜重が出ているため、重心の移動がスムーズに行われていないようです。 
  また、エッジに頼っていることと抜重によって次のターン導入での外足の捉えが不足してしまっていますね。これを補うために、スキーの振り出しと過剰な外向傾が出る場合があるように感じます。 この為に急なエッジングとなり足場が安定しないのでは。フィーリングスキーでの圧を主体とした観点で見ると、圧の方向がスキーヤーから雪面方向へ向かい、その大きさの変動が大きな滑りとなっているように見えます。また、支点がややつま先よりで定まっていないように感じました。
 after:
  外向傾が適度に抑えられ、ソール面で雪面を捉えていますね。自分から圧を加えるのではなく、やってくる圧を感じる意識で滑っているのが判ります。 また、過度にエッジを使っていないため、山回り〜切替えでの角付けの開放〜重心の移動が滑らかに行われています。ここがbefore動画と最も異なる部分でしょう。これら一連の動きが、上体先行ではなく雪面に近い部分から起こっています。このことから抜重動作が無くなり、次ターンの捉えで足場の確保が早くなっています。スキーの振り出しも無くなって谷回りでの弧が奇麗に出ていますね。すばらしい滑りです。

  このような変化はどういった意識で起こったのか考えてみます。
  afterの動画を良く見るとターン後半から切替えにかけて、雪面からの圧を懐に呼び込むような動きが見受けられます。圧をいなして雪面移動するキャスターターンとは印象が異なりますから、愛のターンまたはSound of Musicターンの意識なのではないでしょうか。「かかと付近の支点で外力を支え、スキートップ付近からやってくる圧を胸で受け止める」意識が、スムーズなエッジの切替え、重心の滑らかな移動、そしてソール面での雪面の捉えへとつながっているのだと思います。


                   “F”さんの映像(280KB)


“TOK”のコメント    2006/10/11 

  “K”さんいつも e-mail ありがとうございます !!! (^I^)
  先日開かれた「オフ会」で言われましたヨ !!! 「“TOK”先生...教師日記に良く出てくる“K”さんて...先生の自作自演じゃないの?」...って。「冗談じゃない...なんで俺がそんなことしなきゃならないんだ !!!」...と話しておきました。ですが,あまりにも私が日頃述べていることと似た回答をされるので,そう思う人が居てもオカシクは無いかな?...とも思いました。
  今回の e-mail の内容も,私の言っていることと似た表現が一杯ですネ !!!。
  
エッジに頼りすぎ...上半身からの抜重を使った切替え...重心の移動がスムーズに行われていない...スキーの振り出しによる過剰な外向傾...足場が安定しない...圧の方向がスキーヤーから雪面方向へ...支点がややつま先より...ソール面で雪面を捉え...やってくる圧を感じる意識...切替えでの重心の移動が滑らかに...雪面に近い部分から動作が起こって...かかと付近の支点で外力を支え、スキートップ付近からやってくる圧を胸で受け止める意識......⇒このような表現一つひとつがまるで“TOK”が書いているような印象を皆さんに与えるのでしょうネ !!!。わたしの書き方,文体も似ているのかな? ハッハハハ...(^ー^)

  さて,今回の e-mail で皆さんにも観て欲しいところは...「afterの動画を見るとターン後半から切替えにかけて、雪面からの圧を懐に呼び込むような動きが見られ、雪面移動するキャスターターンとは印象が異なりますから、愛のターンまたはSound of Musicターンの意識...」というところです。見事に“キャスター・ターン”ではなく“愛のターン”,もしくは“Sound of Music Turn”だと読み切ったところは流石“K”さんです !!!。ただ,「呼び込む」...という表現は,来る圧を素直に受け容れる...に比べ,幾分速めに引き上げる...というニュアンスを与えかねませんから,少し注意を要しますが...。でも,“愛のターン”効果...ということを見抜いたのは凄いことです。
  本当のことを申し上げますが,実は“K”さんとは一回もご一緒に滑ったことが無いのです。そうですよネ...“K”さん !!!。私の「教師日記」を読まれただけで,私の言わんとするところをこれまで表現できるということは,私以上に“フィーリングスキー”の大家なのかも知れませんネ !!!。 そうそう,私の言わんとすることを良く見抜かれた方がもうお一人居られました。“Katsu”さんと仰る方です。そう言えば最近お目にかかりませんが,どうしてますかネ? ダンスにはまり過ぎかな?(^ー^) お元気ですか?

  ということで,“K”さん...今回も e-mail ありがとうございました。



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Lesson No.01-10     2006/10/12

  はじめまして、昨年から教師日記を拝見さして頂いていますS.Sといいます。Feeling Skiの考え方を自分の滑りに活かすべくいろいろと参考にさせて頂いています。ただの読者でいるつもりでしたが、おもしろそうなので参加させていただきます。
  ”F”さんの滑りをみて感じたことですが......、

  Before⇒滑りの形として、割と強い”くの字”のポジションが出ている。また、舵取りでそのポジションを作ったら動きが止まってしまっている。切り替えでは板を横から横へ瞬間的に入れ替える動きで切り替えている。という形が見られます。滑りの手のイメージとしては、横方向(外側)へ力を働かせるDoの操作でスキー板を角付けしてターンに入り、その状態で足を突っ張って横方向に荷重するイメージで舵取りしているように感じます。また、切り替えは抜重をともなったベンディング操作で足元を外へ振り出すイメージで行っているように感じます。ですから、舵取りも切り替えもDo的操作で滑っているように感じます。

  After⇒滑りの形としては、自然な外向傾(バナナシェィプ)が現れ、スキー板の無理な角付けが無くなって外力に応じた角付けとなっています。多少上半身に硬さは見られますが、舵取り中に止まっていた動きが板と一緒に外腰の回旋運動がみられスキー板を前へ押していけるポジションがキープされています。また切り替えでは抜重のない自然な上下動で余裕のある滑らかな切り替えが出来ています。BeforeとAfterで劇的な変化がみられます。角付けから角付けの滑りからスキーを前へ押し続けていけるすべりに変化しています。滑り手のイメージも自分から仕掛けるDo的な滑りから、雪面からの力や抵抗を感じ利用してターンを行っているLet的なイメージで滑っているように感じました。たぶんTOK先生の言われるSP・RPの感覚を感じることができた結果ではないかと思います。

  Fさんの滑りをみて以上のような事を感じました。たった2日間でこれほどの変化が現れるFeeling Skiはすごいですね。

  私はオフトレでインラインスキーを積極的に取り入れています。インラインでもFeeling Skiを取り入れることでスキートレーニングとしてとても有効であると身を持って感じています。昨年の夏はTOK先生もよくインラインをされていたようですが、オフシーズンにインラインでのスキートレーニングなる講習やキャンプをぜひお願いします。では、失礼いたします。


                   “F”さんの映像(280KB)


“TOK”のコメント    2006/10/12

  “S.S”さん,いつもホームページをご覧いただき,そして今回は e-mail ...ありがとうございます !!! (^I^) では,“S.S”さんの e-mail にたいする私のコメントをさせていただきます。...^^

  ①Before...”くの字”のポジションが出...そのポジションを作ったら動きが止まってしまって...⇒角付け意識が強いせいなのだと思いますが,たしかに作ったような“くの字”ができていますネ !!!。チョッと自然でなく,違和感を感じます。見ていてすこし息苦しさを覚えます...。(=_=;)
  
切り替えでは板を横から横へ瞬間的に入れ替える動き...抜重をともなったベンディング操作で足元を外へ振り出すイメージ...⇒要するに,角付けの切り替え時に圧が抜けてしまっているんですネ...。雪面とのコンタクトがほとんど無い状態で,角付けの切り替えが行なわれているので,スキーが横から横に瞬時に移動してしまうのです。形だけはベンディングですが,スキー板は走らないし,バランスも崩れやすくなってしまいます。圧を逃がさないように角付けの切り替えができれば,もう少しゆったりとした余裕のある切り替えができのですが...。
  ③After...板と一緒に外腰の回旋運動がみられスキー板を前へ押していけるポジションがキープされて...⇒“F”さんご本人は,外腰を回旋させようとは思っていないと思います。“愛のターン”をイメージし,外肩の鎖骨付近に“愛”を受け容れようとすると,結果的に外腰が回旋しているような“形”が顕れるのです。ここで,“S.S”さんが仰る言葉で注意が必要なのが,「板を前へ押していけるポジション」...という言葉の中の“押していける”という部分です。押していく...という意識になると,“Do Ski”的な,力を外向きに加える...という動きが出やすいのです。些細なことのようですが,「押して行ける」と言うよりは,「受け続けられる」...の方がイイと思います。(^ー^)
  ④
BeforeとAfterで劇的な変化がみられ...自分から仕掛けるDo的な滑りから、雪面からの力や抵抗を感じ利用してターンを行っているLet的なイメージで...⇒“愛のターン”をイメージすることで,自分から仕掛ける動きが無くなり始めました。積極的に雪からの“愛”を受け続ける意識が起こり,斜面移動も苦ではなく,むしろ楽しみに変わって来ている様子が伺われます。
  ⑤2日間でこれほどの変化が現れるFeeling Skiはすごい...⇒そう仰っていただくとホント...嬉しいです。でも,私や“フィーリングスキー”が凄いのではなく,皆さんの身体の能力が凄い !!!...のです。チョッと抱いたイメージや意識でこれほど変わるだけの潜在的能力を皆さんは持っている !!!...ということなのです。“フィーリングスキー”はそのお手伝いをしているに過ぎません。...^^
    インラインでもFeeling Skiを取り入れることでスキートレーニングとしてとても有効...⇒このことは私も実感しています。冗談でなく,来年は“Hakuba 47 スキー場”にお話して,オフシーズンに “47 Inline Feeling Ski School”の開校を提案しようと思っています。そのためのゲレンデ整備,簡易リフトの設置などが必要ですが,ぜひ具体化されるよう,皆さんも祈っていてください。...^^


  “TOK”のコメント    2006/10/12

  皆さんからたくさんの e-mail をいただきました。ありがとうございました !!!
  人の滑りを観て,それをいろいろ考えてみることは,確実にご自身のスキー技術を上達させてくれ,スキーライフを豊かにしてくれます。そういう意味で,今回 e-mail をお寄せいただいた皆さんは上達の階段を一段以上昇られたことになります。(^ー^)

  さて,最後は“TOK”の“F”さんの滑りに対するコメントです。
  彼の滑りがBeforeとAfterで変わったのは,皆さん誰もがお認めになることですが,そのキッカケとなったのは“愛のターン”です。それまでの“F”さんは,どちらかと言うと体力にものを言わせ,ガンガンと滑るタイプでした。確かにそれでも滑れましたから,それでイイのだ...そう思っておられたのだと思います。ですが,“愛のターン”で力が入っていないのにターンがスムーズになり疲れも少なくなった...なによりもスキーが走るようになった !!!...ということがお分かりになられたのです。(^ー^)
  速かったつもりが遅かった...バッチリ決まった !!!と思っていたら柔らかさの無い硬い滑りだった...素早い角付けの切り替えだと思っていたら,リスクの大きい滑りだった......。この様に,ご自分の思いと実際のスキー...このギャップの大きさに気づいた時のショックは結構大きいものです。でも,そのことに気付かないで居るよりは,多少のショックはあるにしても,気づいた方がはるかに良いことなのです。

  ...ということで,今回の「大回り」ビデオ講座...総括として“TOK”が感じたことは......
 
角付け量は最少で...コアに引かれる意識を持って...
 「力任せ」と「ハーモニーを奏でる」の違いに気付く...
 生涯スキーを考えると“スキー”の真の面白さが見えて来る...
 かかと支点で“センサーポイントSP”で抵抗を受ける意識の重要性
 角付けの切り替えは自然な“クロッシング”で...
 外足,外向外傾の“スキーの基本”に立ち返ることの大切さ
 “フィーリングスキー”の面白さ...

                                     ......でした。

  今回のテーマはこれにて一件落着ァーーーく (*^^)v(^ ^)(^I^)(^ー^)!(^^)!...^^




  

  


 
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